2009年1月27日火曜日

【猫哲学77】 猫神秘数。

 
       猫┃哲┃学┃の┃お┃部┃屋┃μ┃

(2005/10/07)

 猫は7である。だから神秘なのだ。

 いきなり何をゆーとるんだって思いますか? いやいや、今回は恐るべき数字の魔術をお目にかけようというわけなのだ、お立ち会い。

 7というのは、神秘的な数とされている。一桁の数の中で、割り切れない最大の数だからだ。古代バビロニアの数霊学においては…、なんて衒学趣味に走るのはやめよう。7が特別な数字だってことは、誰だって知っているでしょ。

 一週間は7日だし、虹は7色だ。秋の7草に弁慶の7つ道具。将棋の7大タイトルを制した人は一人しかいない。羽生7冠かっこいいぞ、ってこれはあんまり関係ないか。

 7福神はめでたいし、音楽の音階だって7つだ。ドレミファソラシ。7つの海を渡るのは船乗りのロマンだし、7味唐辛子はハウスだ、いやS&Bかな。(何のこっちゃ)。

 まだまだあるぞ。オリンピックの7種競技は廃止になったが、黒沢明は7人の侍だし、伊豆は7島だし、北斗は7星だ。 

 あまり一般的ではないけど、他にも七献、七事、七座、七宝、七情、七難、七覚、七宗、七高山、京都七仏薬師、宍道湖七珍、七道、戦国物の好きな人には賤ヶ岳七本槍なんてどうでしょ。ついでに、エジプトのピラミッドにはじまる古代七不思議なんてのもある。あまり詳しく説明しませんので、興味のある方は百科事典でしらべてみてください。

 あ、考えてみれば、パチスロだって大当たりは777じゃないか。つまりこの世のめでたいもの、不思議なものは、すべて7が関係しているのである。後半のものは、むりやり揃えたっぽいけど。

 では、なぜ猫が7なのかというと、その鳴き声である。「なー」って聞こえるでしょ。(こらバカ猫、なんでここで私の顔を見るのだ)。

 それはまあ冗談だけど、猫という名には、神秘数が含まれているのである。さあ、ここからが世紀の大発見、猫哲学オリジナル、猫の神秘数を分析していこう。

 西洋には古くから数霊学というのがあって、A=1、B=2、C=3という風にアルファベットに数字を当てはめていって、最後のZを26として、名前を数字に置き換えるようにされている。

 数霊学なかでの最も有名なものはヘブライ神秘学の「カバラ」というもので、これは古代バビロニアの天文学から影響を受けたとされているが、…あ、また衒学趣味に走りつつあるな。やめとこ。

 さて、猫である。

 猫は日本語であるから、数霊学も日本語化されねばならない。あいうえお、かきくけこの48文字に、あ=1、い=2、う=3と数字を割り当てていって、最後の、ん=48という風にする。そうすると

 ね=24、こ=10

 24+10=34

 数霊学においては二桁の数は足し合わせて一桁にする。そこで

 3+4=7

 ほら、猫は7なのだ。笑ってはいけませんよ。私がこの程度の子供だましで猫哲学を書くわけがないでしょうが。これは始まりにすぎないのだ。

 猫は子供言葉ではにゃん(あるいはにゃんこ)である。

 に=22、や=36 ん=48

 22+36+48=106

 そして、1+0+6=7

 だんだん不気味になってきたかにゃ。それでは次に、英語でいってみようか。猫は英語でCATだけど、英語は日本語のように単数複数に関していいかげんではないから、ちゃんと表記するときには

 A CAT または CATS となる。

 A=1、C=3、A=1、T=20 だから

 1+3+1+20=25 

 で、2+5=7

 CATSでも同じことだぞ。

 C=3、A=1、T=20、S=19

 3+1+20+19=43

 そして 4+3=7

 うははは。ちょっとびっくりしたでしょ。つまり猫というのは、これほどまでに不思議に満ちた存在なのだ。うちのバカ猫を見ているかぎりでは、とてもそんな風には思えないのだけどね。

 さてさて、どこまで本気で書いているのかというと、もちろん99%冗談である。私は数霊学なんかを本気で信じるほど、オカルトなおたくではない。あんなのは、女性週刊誌の星占いみたいなもんだ。

 ただ、この世のどこかには、あんなものを信じて、というか、おもちゃにして遊んでいるバカヤローどもがけっこうたくさんいるらしいぜ、という話をしておきたいのだよね。

 どこにそんなバカヤローがいるんだ、ときっと不可解に思われることだろうが、次の事実を読んでひっくりかえって驚かない人は、かなり鈍感な人だよ。

 2004年3月11日のスペイン列車爆破テロ事件は、2001年9月11日のニューヨークWTCビルアタック事件の、きっかり911日後に起きた。

 本当だよ。計算してごらんなさいな。

 不思議な偶然だなー、なんて思っているようでは甘すぎる。偶然ではない。わざとである。これは計画されたものだということだ。では、次のはどうかな。

 今年2005年7月7日、ロンドン地下鉄の爆弾テロ事件。この日付には2+5=7として7が3回も出てくる。

 これだけなら偶然の可能性もちょこっとはあるけど、ロンドン地下鉄爆破テロはその直後にもう一度引き起こされた。その日付というのは

 2005年7月21日。 21=7×3。

 どこかで数字遊びをして笑っているやつの顔が目に浮かばない? その悪人顔の何人かのうち確実に二人は、ジョージ・ブッシュとトニー・ブレアだ。

 なんだか世の実★の世界とダブってきたので方向を変えてみよう。

 西洋人だけでなく、日本人の中にもこういう数字遊びの好きなバカがいるようである。私が発見した最も極端な事例をご紹介しよう。

 太平洋戦争の第一撃となった真珠湾攻撃。卑怯な宣戦布告前の攻撃となって「卑劣なジャップ」の汚名を永遠に歴史に刻むことになった、しかも戦略的にはほとんど無意味な作戦であった。時に昭和16年12月7日、(艦隊は日付変更線を越えているので、日本では8日)

 16+12+7=35(7の倍数)

 空母赤城、加賀、飛竜、蒼竜、翔鶴、瑞鶴を飛び立った第1次攻撃隊182機(=7の倍数)は、オアフ島のパールハーバーに達した午前7時49分(=7×7)、全軍突撃せよの電信ト連送「ト・ト・ト・ト」(いろはにほへと、の7番目)を発信、壮烈な攻撃が開始されたのでありました、とさ。ほんまに露骨やなあ。

 ちなみに、6隻の空母に載せて行った戦闘機、攻撃機等の総数は350機(7の倍数)である。やれやれ。

 そういえば海軍司令長官山本五十六の名前って、7の倍数やないか。すべてはこのおっちゃんの趣味なのかな。(この話は、本が一冊書けてしまうくらいにおもしろいのだけど、ここではやめておきますね。ちなみに私は『山本五十六検死記録』なる本を持っている。つまりその死に疑いをもっているのだ。ほへ)

 7のこともいいけど、ついでに9の話もしてみよう。

 9というのも神秘数だけど、これはどちらかというと不吉なニュアンスがある。一桁目の最後ということにひっかけて、世界の終わりみたいに解釈されることが多い。

 だから、ノストラダムスが騒ぎを起こしてくれた1999年には、私は本当に心配でヒヤヒヤしていた。べつに予言を信じたわけではない。そうではなくて、終末のムードを利用して、例の数字遊びの好きな連中が、何かけしからん事件を起こすのではないかと危惧していたのだ。

 けっきょく、連中は1999年にはまだ準備ができていなかったらしくて、2000年9月11日にそれを実行したのだけどね。

 1999年にはそれほどでもなかったけど、そのちょうど1000年前の999年には、キリスト教徒たちはマジでおびえていたらしいよ。この世の終わりが来るってね。

 まだキリスト教が強い権威を持っていた時代だったし、終末思想というのはキリスト教の基本教義だもんね。坊さんたちもこれを利用して、恐怖をあおったりしたらしい。

 999年12月末になると、みんなびくびくおろおろして、仕事も日常生活も放り出して祈ってばかりいたんだってさ。

 金持ちは財産をみんな寄付してしまうし、悪人は罪をぜんぶ懺悔しようとするし、仲が悪かった人たちはいきなり仲良くなって抱き合って泣くし、そうかと思うと一日中酒を飲み続ける人なんかもいたり、子供は泣くわ豚は走るわ鶏は飛ぶわ、それはもうえらい騒ぎだったそうじゃ。

 で、ついに999年12月31日がやってきた。人々は何もかも投げ捨てて教会に集まり、その時を待ち続けた。誰も何も話そうとしない。ときどき女性のすすり泣く声が聞こえるだけ。

 そして、11時59分。全員が恐怖に顔をひきつらせる。ああ、つ、ついに0時だ。

 …1分経過。何も起きない。いや、時計が狂っているのかも。5分、10分、何も起きない。とうとう1時間、やっぱり何も起きない。人々の顔はだんだん間抜けな感じに変わっていった。

 そしてついに夜明けの光がさす頃になると、人々は黙って俯いて家にとぼとぼと帰って行きましたとさ。

 教訓。

 数字なんてね、ただの人間の決め事です。世界はそんなもんで変わったりしませんのさ。

 でもねえ、デジタル時計の文字盤が0000になる瞬間を目にすると妙にうれしくなってしまう私は、やっぱりただのアホなのだろうか。そうなんだろうな。あえて否定はしません。

 今回は猫哲学77回を記念して、7特集でございました。おそまつ。

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「数字は大切よ」

 ここまで話を聞いていたいつもの超美女が、いきなり怖い顔になって言った。

「あなた去年、私の誕生日を忘れたでしょ」

「ぎく…。い、いいじゃないかべつに。いつも誕生日になったら、男どものプレゼントが山になっているだろうが。オレひとりくらい…」

「その考えが甘いのよ」

「きみは全世界の男、ひとり残らずにホレられたいのかよ!」

「女にもよ!」

 …ダメだ、こりゃ。

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