2009年1月26日月曜日

【猫哲学51】 猫テロリズム。

       猫┃哲┃学┃の┃お┃部┃屋┃μ┃

(2004/10/08)

 猫がテロリストになったら、怖いだろうな。

 だってヤツらは夜目がきく。真っ暗闇でも平気で動き回れるし、爪と牙という立派な凶器をもっている。狭いところでもすいすい動けるし、高い壁だってひょいと乗り越える。しかも足音をまったくたてない。

 こんなやつに真っ暗闇で襲われたら、死ぬまではいかないかもしれないけど、大けがをするのは確実だ。戦う時間が長いと、出血でかなり弱らされるのは間違いない。

 おいバカ猫。おまえ、へんな気をおこすんじゃないぞ。こんど鰯を焼いたら、ちゃんと一匹やるからな。

 ところで猫はテロリストにはならないだろうが、テロリストとしての性格は充分にもっている。

 うちのバカ猫は、なにか気に入らないことがあると、壁をひっかいたり、枕をボロボロにしたり、私が大切にしているプラモデルを壊したりする。ほんとうは私をひっかきたいのだろうが、そんなことをしたらきつい返礼があるので、モノをいじめるのである。

 私の友人はシャム猫を2匹飼っているが、シャムというのは性格がきついそうだ。その友人が旅行をしたことがあった。猫の3日分の食べ物を用意して、「ちょっとだけがまんしててね」といって出かけたのだそうだが、3日後に帰ってきたら家はズタボロになっていたという。カーテンなんか、ビリビリに引き裂いてあったとか。おーこわ。

 こういうのを、攻撃の対象転移という。バカ猫の場合はただのやつあたりだろうが、テロというのは、それを明確な目的をもって意図的に行うことをいう。

 あ、さて。今回の話題はテロの話である。かなり血なまぐさいことを書くかもしれないから、怖かったらここで読むのをやめておくように。

 で、テロの話。

 さいきんこの言葉は、ずいぶんでたらめに使われている。たとえばイラクの民衆が占領軍を攻撃したら、テロリストといわれるのだ。

 むかしは、そういうのはレジスタンスといった。だって占領軍が武器をふりかざしてイラク国民を女こども無差別にいじめるのだ。反撃だってしたくなるじゃないか。でもそれをレジスタンスと呼んだら、アメリカ軍が困る。

 レジスタンスという言葉には、理由もわかるし道義的にもまっとうなことだというニュアンスがあるから、イラク国民の反撃をそういう名で呼んだら米軍が悪者になってしまう。アメリカは正義の国家でなければならないのだ。非武装の民衆を銃撃するのだって、子どもを爆弾で殺すのだって、アメリカは正義でやっているのだ。アメリカはいつだって正しいのである。だからイラク人もアフガニスタン人も、幼児だろうが少女だろうがテロリストなのだ。逆らうやつは、みんな殺せばいいのだ。正義とは便利なものである。(もちろん皮肉ね)。

 そもそもテロリズムの本来の意味とは、恐怖や暴力を利用して支配することである。もともとは、支配者の行為を示す言葉だったのだ。たとえばローマ時代のスッラの専制政治、ルネサンス=イタリアでのチェーザレ・ボルジアの暗殺政治、フランス革命のときのジロンド党、ジャコバン党の殺人政治、ヒトラーの暴力政治などを示す言葉なのだよ。知ってた?

 だから、アメリカがいま世界中でやっていること、つまり「逆らったらミサイルをぶっぱなしてやる」とか、「いうことをきかないと爆弾を落とすぞ」という態度こそが本来の意味のテロなのだ。テロリズムのもうひとつの意味に「恐怖政治」というのがあることからも、それは明らかなんだけどにゃー。

 でもまあ、言葉というのは変化していくものだ。テロという言葉が変化してしまった原因は、アメリカ帝国にとってそのほうが都合がいいからだが、無力な私がなにを叫んでも世の中が変わるわけでなし、これもまた歴史というものだと思って傍観するしかない。だけど、この言葉を無思慮に使ってイスラムの人々を中傷しているイヌHKや朝日新聞は、(読売や産経は確信犯なのでもっとひどいが)その無教養ぶりを軽蔑してやるのだ。浅学非才の犬畜生ども、恥を知れ。

 ところで、テロといえば911である。あのニューヨークでの、旅客機によるWTCツインタワー破壊とペンタゴン突入である。

 この事件は、テロの歴史を大きく変えてしまったのと同時に、21世紀という時代のゆくすえを決定づけてしまった大事件なのだ。全人類は今後100年ほど、911に呪縛される運命にある。この歴史エピソードは、最低1000年は語り継がれることになるだろう。なので911についてのちょっと驚天動地なお話を紹介しておこう。

■911アタック3周年記念。QNYCの謎を解く。

 911アタックから丸三年がすぎた。

 賢明な読者の方々はお気付きかと思うが、私は911を「テロ」と呼ばない。

 いま流行の21世紀的な「テロ」の用法を露骨に定義するなら、アメリカに逆らう行動のすべてが「テロ」ということになる。この言葉には本来、そんな意味はないということは先に書いた。

 というわけで私は、「911テロ」とはぜったいに呼ばない。911アタック、または911事件という表現を使う。

 言葉の話はまあさておき。

 私はあれから3年間、ずっと「QNYC」という文字列の意味について考えてきた。

 この文字列は、911アタックの直後、ネットおたく界を先ごろの台風18号のように吹き荒れた有名な噂話である。3年前に岩根せんせいにも送信したし、かなりの人が知っていることだと思う。

 さて、QNYCとは何か。どんな意味があるのか。

 911の直後で世間が騒然としていた頃のことだから、NYCというのは New York City ニューヨーク市のことだと誰にでもわかる。しかし頭のQ、これがどうしてもわからなかった。

 ところで、この話題を知らない人には、何が謎なのかさっぱりわからないかもしれない。ではここで、知らない方のために、ちょっと解説をいっときましょう。

■QNYCの不思議。

 まずあなたのパソコンでワープロソフトを立ち上げ、QNYC と半角大文字で打ってみてください。ただし、Windows98 以降のOSが必要である。Mac派の方は、残念ですが楽しめない。

 次に、QNYC を反転させて、フォントを指定する。MS明朝とかMSゴシックとか、いろいろあるフォントの中から、Wingdings というのを選ぶ。さあ、フォントを変換してみましょ。小さいと見にくいので、思い切って70ポイントぐらいに拡大するといい。

 さて…、

 どう? びっくりした? これはマイクロソフトが911以降にしくんだ冗談ではない。このフォントは、98以降のウィンドウズに標準でパッケージされているのだから、1998年末より以降、2001年9月11日の3年も前から同じことが可能だったのだ。

 現に私も、1999年に買った98パソコンで、あの事件の三日後にこのことを教えられ、やってみてひっくりコケそうになった。

 いったいこれって、どういうことなのだろう。思わず背筋がぞくっとしたのを覚えている。

 パソコンをお持ちでない方、Mac派の方、98以前のOSをお使いの方は何のことかわからないだろうから、余計なようだけど、いちおう解説しておこう。

 Wingdings というフォントは、絵文字なのだ。アルファベットのひとつひとつが奇妙な絵になっている。どんな絵かというと、

Q=飛行機。2機目に突入したのと同じように、大きく傾いている。

N=髑髏と、その下に二本の交差した骨。死を意味する。

Y=六忙星形、ダビデの星。天国を意味し、ユダヤのシンボル。

C=親指を立てた右手の握り拳。言葉にしない、暗黙のサインのこと。

 もう少しディープな事情をいっておくと、Y=髑髏と骨というのは、父ブッシュも子ブッシュもチェイニー副大統領も加盟しているといわれる政治エスタブリッシュメントの秘密結社「スカル・アンドボーンズ」のシンボルですな。スカルとは頭蓋骨。ボーンは骨で、その複数形がボーンズ。(注1)

 N=ダビデの星は誰でも知ってるね。イスラエル国家の国旗にも描かれている。

 C=親指を立てた拳というのは、フリーメイソンが握手をするときの独自の手の形で、結社員の暗号。結社員には特定の相手に、他人に知られないような形で「私はメイソンですのでよろしく」と伝えるため
の無言のサインがいくつかあって、これがそのひとつ。(注2)

 つまり、QNYC の文字列は、政治エスタブリッシュメントとユダヤとメイソンの陰謀により、ニューヨークを飛行機(それも大型機)でアタックするぞ、というメッセージなのである。

 そこのアナタ、偶然だ、こじつけだなどと笑ってはいかんよ。ここまで手のこんだ偶然なんてあるもんか。

 それにしても、マイクロソフトのプログラマーが事件の3年も前になぜこんな暗号をパソコンのOSにしくんでおけたのか。まあ、西洋人の予言癖ってやつですかね。

 ここまでなら、ネットおたくで知ってる人なら知っている常識。でも私は、Q の意味がわからなくて、あれからずっと考えてきた。ところがある日のこと…

(注1) スカル・アンド・ボーンズについては、「世の実★」で米大統領選挙前までに特集します。現在作成中。ご期待ください。

(注2) 英国人のドキュメンタリー作家が、フリーメイソンに潜入してレポートしてくれています。この作家は殺されました。代表作は「切り裂きジャックの真実」。日本訳は絶版。

■Qの謎がとけた!

 それはある日、何となく外国雑誌をぼーっとパラパラながめていたときのことだった。とある写真が目にとまったのだ。それは、ニューヨークの港に貨物船やタンカーが停泊し、コンテナやドラム缶が山積みになっているという、国際貿易港のありふれた風景であった。

 その写真の隅のほうに写っているドラム缶の山、なんとそのひとつひとつに、Qの文字が大きく書き込まれているではないか。うにゅ? なんじゃこりゃ。私はとても気になったので、辞書で調べてみた。

 そしたら何と、Qとはクウェートのこと、とあるではないですか。

 貿易貨物の国籍を表示するために、略号してのアルファベット文字はよくつかわれる。なるべくシンプルなほうがいい。ちなみに日本の略号はJPN。アメリカはUS、メキシコはMEX。

 クウェートの国名はローマ字表記では Kuwait だが、Kは他の国名でもよく使われるからまぎらわしいので、Qになったそうな。Q8と表記することもあるらしい。これは<ク・エイト>と音が似ているからだろう。特に、クウェート産の石油缶にはQ8と書かれることが多いんだってさ。

 Qがクウェートとわかれば、QNYCの文字列の意味は明瞭になる。

 クウェートは1992年、サダムフセイン率いるイラク軍がいきなり侵攻して、湾岸戦争のきっかけになった国。そして、産油大国。

 QNYCとは、ニューヨークをクウェートと同じように、イラクへの侵攻のきっかけにしてやるぞ。そして動機は石油だ、という露骨きわまるメッセージではないか。

 911陰謀論に関して、私はいっぱい情報を集めていて、完全に確信を持っている。あれは陰の合衆国政府の陰謀である。証拠は、これ以外にもなんぼでもあるのだ。詳しく知りたい方は別途メールをどうぞ。

 それにしても、けったいなところに暗号をしかけておくもんだなあ。でも考えてみれば、これほどまでに痛快ないたずらというのも、歴史上まれにみるものかもね。まさに悪魔のユーモアというべきであろうか。

 QNYC というのはあの当時インターネット界で大騒ぎになり、その後いろいろなバリエーションも登場した。その中で最も有名なのは、Q33NYC というものである。同じように、Wingdings でフォント変換してみなされ。おもしろいよー。

 33というのが意味不明だが、西洋数霊学の立場から解説してくれる人もいる。西欧の歴史を考えるさいに、数霊学というのも無視はできないものだ。気になる方には解説いたしますので、これもまたメールでお問い合わせください。でも、Q=クウェートというほどの説得力はないから、あまりご期待なさらないように。

 最後にひとつだけ。1998年にマイクロソフトのOSにこの悪戯を仕込んだ人物は、誰かは知らないが、確実に911のことをその時点で知っていたことになる。私が手にした情報によると、911アタックは1996年にはすでに計画されていたらしい。つまりこのことは、予言でもなければ偶然でもないということだ。私のこのような考えに、ついてこれる人は少ないと思うがね。えへへ。

 信じられないあなたと、信じている私と、正しいのはどちらか。それはこれからの歴史が教えてくれるだろう。私は自信を持っている。あなたは、自信がありますか?

 今回のは、猫哲学でなく「世の実★」シリーズでやるべきことかもしれんませんにゃ。でも、大胆な思考と推理と想像力と、ちょっとした知識のジェットコースターなので、哲学としても読めるかも。なんたって歴史解釈とは、哲学の重要な一ジャンルなのだ。…て、ただの言い訳でした。ではこのへんで失礼いたしまする。

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 かの超美女とそんな話をしていたら、彼女はいった。

「陰謀じゃなかった歴史なんて、あるの?」

「ないな」

「あなたが陰謀を暴いて、それでなにか変わるの?」

「変わらないな」

「じゃあ、なぜ、そんなことをいうの?」

「ただの趣味だ」

「趣味ならね、人を幸せな気持ちにするようなことをなさい。あなたのはただの悪趣味よ」

 うぐぐぐ…。これだから女は嫌いだ。


[上の文章は、約4年前に書いたものです。]
[original from 【猫哲学HP】 http://nekotetu.com
[mail to:nekotetu@mbr.nifty.com]

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