2009年1月28日水曜日
【猫哲学97】 イヌの話。
猫┃哲┃学┃の┃お┃部┃屋┃μ┃
(2006/04/21)
○○せんせいと酒を飲んでいたら、「犬のことはあまり良く書かないね」と指摘された。
当然である。犬は嫌いなのだ。
犬というのは、飼い主の権威を笠に着て、私たちに吠えかかったり噛みついたりする。何が気分悪いかといって、犬というやつ、飼い主といるときか家につながれているときにだけ吠えたり噛んだりすることだ。この世のどこかに一匹でも、飼い主の権威を笠に着て偉そうにしている猫なんているか? それだけ考えても、猫のほうがよほど上等な性質の生き物だろう。なあバカ猫。
昔、甲子園口に住んでいたことがあった。私の住んでいた賃貸マンションからJRの駅までの道はけっこうなお屋敷町で、どこぞの社長宅などがずらりと並んでいた。そのお屋敷の一軒に住む犬が、ものすごく嫌なやつだった。お屋敷の塀の向こうから、私にギャンギャン吠えまくるのである。もう、うるさいのなんの。
朝の寝ぼけ頭で出勤する私は完全ノーガードで歩いているから、突然これをやられたらびっくり仰天して心臓が飛び上がる。本当にムカつく犬である。
あるとき暇だったので、ギャンギャン吠えているそいつをじーっと睨みつけてやった。塀の内側にいるから手を出せないが、本当に絞め殺してやろうかと思った。
そのとき私は、頭の中で凶悪なイメージを掻き立ててみたのである。
「お前なんかなあ、そこらの野原でタイマンをはったら、いちころで殺してやるぞ。いや、すぐに殺すのはもったいない。まず金属バットで頭をぶん殴り、背中から肩から腹から尻まで順にぶちしばいちゃる。尻尾をつかんで振り回し、虫の息になったところで蹴り飛ばしてやる。後ろ足をロープで縛って引きずり回し、そのまま公園の階段を30段引きずり降ろしてやる。どんなことになるか、わかっとるんやろうなアホ」
何となく殺気が伝わったのだろう。犬コロは急に大人しくなって、塀から離れていった。
それがやけにおもしろかったので、私は毎朝、手をかえ品をかえ犬コロをいじめぬくイメージトレーニングを重ね、そのお屋敷の前を楽しみにしながら通りかかるようにしたのである。犬コロ野郎はそのうち、私を見ただけで逃げていくようになった。
これだから犬は気分が悪いのだ。安全な塀の内側で、私が油断しているときにだけ吠えまくり、こちらがそれなりに身構えると逃げていきやがる。猫の上品さ気高さのかけらもない。私は犬が嫌いである。
私が頭の中でイメージした犬いじめのうち、最も現実的で効果のありそうなのがあった。本当に実行してやろうかと思っていたのだ。どういう犬いじめかというと、「熊避けスプレー」である。東急ハンズで売ってるんだもんね~。
このスプレー、登山者の護身用のものである。山中でいきなり熊に出会ってしまったときに、熊の嗅覚を攻撃して撃退できるようにと、超刺激性の唐辛子とかそのあたりのものすごい臭いなのだそうだ。人間にはさほどでもないけど、鼻の敏感な犬科の動物には致命的らしい。こいつをポケットにしのばせて、例の犬コロが吠えついてきたら顔に向けてプシューっと…。
うははは、想像するだに楽しいではないか。
あまりにそのイメージが気に入ったので、私は犬を見るだけで「うふふふ、熊避けスプレー」とつぶやくようになってしまった。それ以来、私は不思議と犬には吠えかかられなくなったのである。なつかれることもなくなったけど。当然かもな。まあべつにいいけど。
犬と同次元で気分の悪いのは、NHKである。私はイヌHKと呼んでいる。
こちらが頼みもしないのに勝手に電波を飛ばしておいて、金を払えと言うのである。そんなおかしな話があるか。
この世のどこにだなあ、頼みもしないのに勝手に新聞を送りつけて、「新聞代を払え」という新聞があるかい。あ、ひとつだけ例外の新聞社があったな。聖○新聞という名前だけど、知ってる?
しかもその電波の中身が悪質である。国民への洗脳電波なのだ。
イヌHKの番組内容は、自民党の審査を受けている。政府の悪党連中にとって都合の良い番組だけが制作され、都合の悪い番組は放送されない。たとえばイラク戦争の悲惨な現状は、完全なタブーになっている。おかしいじゃないかと視聴者が指摘したら、「NHKは公共放送なので国の審査を受けるのは当然だ」とぬかしやがった。会長自身がその肉声で言ったのだ。
何が「みなさまのNHK」だ。自民党のためのNHKじゃねえか。最近は公明党のためのNHKでもあるな。イヌHKは、創価学会関連のニュースを流さないのだ。
某日の『NHKニュース7』生放送中のことだった。アナウンサーが「公明党の支持母体である創価学会が…」と言いかけたところでいきなりストップがかかった。そして「失礼しました」とだけ言ってぜんぜん違うニュースを読み始めた。後は知らんぷり。この様子を録画していた人がさっそくネットにアップし、誰でも何度でも確認できるような形で晒されている。こんなマスコミの存在を許しておいていいのか、みなさま。
そのうえやつらの組織内部も腐敗しまくっている。詐欺横領、使い込み、空出張などで億単位の不正がゴロゴロしている。事件として取り上げられるのなんて氷山の一角だ。
しかもしかも、しかもである。肝心の番組内容だって本当の事を言わない。嘘をつく。事例をあげればきりがないのでやめておくけどやらせプロジェクトX、本当にもう、ひどいもんである。
受信料の集金人というのが、また悪質だ。私のような筋金入りの反NHKは避けて通り、一人暮らしの若い女性とか母子家庭とか、生活保護世帯を狙う。この種の弱者ターゲットは、ほぼ100%確実に集金できるからである。
集金人は、こういう弱い女性の家を夜の11時頃に訪れ、扉をガンガン叩きながら「NHKです。NHKです」と叫ぶのである。女性は怖いし近所迷惑だし、これをやめてくれるならと観念して、金を払ってしまうのだ。
もちろんこれは脅迫であり犯罪である。生活保護世帯には減免制度もある。しかしすべての女性がそんな知識を持っているわけではないし、何よりも恐怖から逃れたい一心で女性たちは受信料を払う。これを毎晩続けられてノイローゼになり、ついに鬱病が発症して入院した女性もいるらしい。
こうした集金人の悪辣な手口はマニュアル化されて、すべての職員が常識として知っているという。集金人はNHK本体とは別の下請け会社に所属しているので、NHK本体のエリートがこういうヤクザ仕事に手を出すことはない。集金人が訴えられても、NHKは傷つかない仕掛けなのだ。こんちくしょう、こんな放送局が存在していていいのか。
NHKの受信料は放送法24条により規定されている。だから連中は法律を盾にとって庶民を脅迫するのである。しかし、いかに法律があろうと、それを行使するのに犯罪を手段としていいはずがない。これが、一見紳士風、実は卑劣悪辣公営ヤクザ放送の実態である。
NHKは「受信料負担の公平性のために」受信料を払えとぬかすが、不公平を創り出しているのはNHKである。「あいつもこいつもどいつも金を払っているんだから、お前も払えよ。不公平だろ」とNHKは主張しているわけだ。アホかい、そんなことをするよりも金を取るのをやめたらいいのだ。やつらが受信料を取らなければ、世の中は完璧に公平になるのである。
しょうもないロジックのすりかえをやりやがって。まったくもって小泉口先だけ自民党のやり口そのままではないか。
電気水道ガスなどは、生活に必要なものである。これらに払う金を公共料金という。NHKは生活に全く必要のないものである。何で金を取るのか、私にはさっぱりわからない。電気にしてもガスにしても、引っ越したらまずこちらから使わせてくださいとお願いに行く。そこで契約が成立し、納得して金を払っている。私はNHKに「どうか観させてください」などとお願いしたことは一度もない。なのに、どんな了見で金を払えなどと要求するのだ。
それに電気ガス水道は、金を払わなければ止められるだけのことだ。使ったぶんだけしか請求されない。公共料金だというならNHKも電波を止めればいいのだ。私はその電波を利用していないのだから、ちっとも困らない。かつて集金人に何度も「電波を止めてくれ。うるさくてしょうがない」と文句を言った。でも、止めてくれないのだ。押し売りよりもずっと始末が悪いではないか。
私の若い頃は、朝家を出て、帰ってくるのは夜中だった。放送なんて終わっていた。テレビはほとんど観なかったのだ。観もしないものに対して、何で対価を支払う必要があるのだ。法律論なんかどうでもいい。原理的、道義的におかしいじゃないか、ちゃんと説明してみろNHK。だというのにその頃のNHKの請求書ときたら、他の公共料金のどれよりも高かったのだ。ヘンだと思わないのか。
もっと原則論的なことから言えば、契約というのは当事者の合意に基づくべきものである。こちらが合意もしていないのに勝手に契約したとみなす放送法そのものが、憲法違反なのである。やーい、憲法違反団体イヌHK。ちゃんと反論してみなさいな。という話をNHKの集金人にふっかけたことがある。ヤクザ集金人風情がちゃんと反論できなかったことは当然だ。私は手強い男なのだよ。
去年からNHKの不祥事が次々に明らかになり、受信料支払いを拒否する世帯がどんどん増えている。この数字はもう元に戻らないだろう。誰でも一度不払いを体験してしまうと、その心地よさに気付き、受信料制度の欠陥を知ってしまうからである。
NHKの悪党どもは支払い拒否世帯に対して、督促状を送りはじめている。これが届くと、一週間以内に簡易裁判所で異議申し立てを行わないかぎり、請求書と同じ効力となる。そうなってしまえばNHKは支払い拒否世帯に契約不履行の訴訟を起こせるし、裁判には必ず勝てる。ほんとにもう、ロクなモラルも持ち合わせていないくせに、悪知恵だけは働く連中である。
これは視聴者が受信契約をしたことになっているからいけないので、契約解除を通告すればNHKもこの手は使えない。そういう知識のある私のような強者はいいが、何も知らない人々は悲惨である。
どう悲惨なのかというと、NHKに泣く泣く受信料を払おうとすればそれまで拒否してきた1年間とか半年分とかの滞納受信料を、一括して支払わないといけないからだ。少なくとも3万円にはなるね。気の毒な人々である。社会的弱者にはつらい金額だろう。世の中には一月を9万円とか7万円とかで必死にやりくりして暮らしている人がなんぼでもいることを考えると「そ、それだけは勘弁してくだせえ、お代官様」みたいな気分じゃないかな。悪代官イヌHK、どう思う?
イヌ公営放送の連中は高給取りだから、このように貧しい人々の生活なんて思いも及ばないのだ。お気楽な連中だよまったく。こうやって集めた受信料を、あいつらは飲み食いタクシー代、架空出張費で使いまくり、さらに制作費を横領して愛人と海外旅行なんかに行ってやがる。
直接横領して捕まるのはまだかわいいほうだ。頭のいいやつは多額の制作費を下請け業者に回し、接待してもらったりキックバックを受けたりしている。これだと、領収書でも残さない限り絶対に捕まらない。いいご身分である。
くぉらーっ!! 何様のつもりなんだ、イヌHK。社会正義はどこへ捨ててきた。
最近になってNHKは、自民党の代議士とつるんで、受信料不払いに対する罰則規定の法制化に取り組んでいる。イヌがついにイヌの本性を露にして、お上の権威を笠に着て牙をむきだしたというわけだ。どんな罰則規定になるのか知らないが、どうせ罰金かブタ箱かのどちらかだろう。きっとすごいことになるぞ。今から将来の新聞の見出しが目に浮かぶようだ。
「NHK受信料滞納で、禁固2年の実刑判決」
「NHK受信料が払えず、サラ金地獄へ」
「NHK受信料が払えず、一家心中」
「NHK受信料滞納で差し押さえ。マイホーム退去命令」
「NHKを一生恨みます。受信料自殺者の会、田中さん」
あ~あ、世の中に不幸をばらまいていやがる。わかったかイヌHK、おまえらは社会にとって害悪なんだよ。
電気水道ガス料金は、支払わなければ止められてそれで終わりだ。支払わないと処罰するなんて、公共料金の域さえ超えている。ほとんど税金だ。きさまは国家権力か、イヌHK。しかも、利用していないのに処罰するというのである。理不尽とはこのことをこそいうのではないか。
支払い拒否歴25年の私なんか、どういうことになるんだろうね。一気に100万円くらいの請求書が来るのだろうか。それが支払えなかったらどうなるんだろうか。差し押さえのうえ、マンションから退去か。あたしゃ一気にホームレスか。ひどい暴力だな、NHK。おまえらに社会正義を語る資格などない。そして社会正義を失ったマスコミなど、有害このうえない。早く潰れてくれ。それが世のため人のためだ。
おまえらが先の大戦中に何をやっていたのか、どういう非道を行ったのか、私は絶対に忘れないからな。
太平洋戦争のさなか、昭和19年10月19日、イヌHKのラジオ放送は次のようなニュースを大歓喜とともに伝えた。
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♪~すっちゃんすっちゃららっか、すちゃらかちゃん(軍艦マーチ)
□大本営発表
『我が部隊は10月12日以降、連日、台湾及びルソン東方海面の米新機動部隊を猛攻し、その過半の兵力を壊滅して、これを遁走せしめたり』
①我が方の収めたる戦果綜合次の如し
轟撃沈航空母艦11隻、戦艦2隻、巡洋艦3隻、巡洋艦もしくは駆逐艦1隻
撃破航空母艦8隻、戦艦2隻、巡洋艦4隻、巡洋艦もしくは駆逐艦1隻、艦種不詳13隻、撃墜 112機(基地における撃墜を含めず)
②我が方の損害
飛行機未帰還312機
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これが本当なら米海軍が消滅したことになる。戦争は勝ちだ。だけど残念ながら、みごとにぜんぶ嘘である。米機動部隊は全く損害を受けなかった。軽巡洋艦2隻が小さな損傷を受けただけ。撃墜されて還らなかった日本の飛行機の実数だけはやや正しい。
この放送を聴いた国民は、日本が戦争に勝っていると思い込んでしまった。国民だけならまだいい。陸軍までがそれを信じた。「やったー、アメの海軍は消滅したよん。今がチャーンス、フィリピンで決戦だぜーい」。そう決心した陸軍は、全力をあげてフィリピンに軍隊を送り、そこでまたボロボロに叩きのめされた。
追いつめられた日本海軍は、ここでついに神風特別攻撃という狂気の戦術を採用することになる。こうした一連のことに責任を感じていないのか、イヌHK。人格的に破綻していないか、おまえら。
完全な嘘が、国家の戦略判断までも誤らせたのである。これを流したのがイヌHKである。連中はこのことに関して訂正放送も流していないし、反省もしていない。やつらの体質は戦後もそのままである。どうせいずれまた、政府の大本営発表として嘘をたれながすだろう。そうした情報操作は、もうすでに始まっている。私は騙されないけど、国民の大半はまた騙されるんだろうな。
で、その国民を騙す装置を維持するために、国民から金を取ろうというのである。支払いを拒否したら、処罰するというのである。これほどおいしい話はないよな、そうだろイヌコロ公営放送。
政府の権威を笠に着て一市民に牙をむき、金を払えと脅すような連中を、私はけっして許さない。徹底的に戦うぞ。どうせイヌどものやってくることだ、私の必殺技で撃退してやるさ。
どんな必殺技かって? それはね…
熊避けスプレーである。
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「あたしもいじめられたわよ、NHK」
と、かの超美女は遠い目をして言った。発言内容のわりに、目が輝いている。
「へえ~、きみをいじめるなんて、命知らずだな」
「夜中にガンガン、ドアを叩く蹴る…」
「それで、おとなしく支払ったのか」
「まさか。集金人の後をつけて、暗がりで呼び止めて、ボコボコに殴ってやったわ」
「怖いな~。でも、よくやった」
「あたしからお金を取ろうなんて100万年早いわよ」
「あ、そういう問題なのか」
「そうよ。今月だって、生活費があと5千円しかないもん」
「どんな生活をしているのやら」
「だから今夜も食事をごちそうしなさい」
あ、これはどう断ればいいのだ。いや、断る方法などないのである。イヌHKよりこの女のほうがよほど始末の悪いことに、今さらながらに気付いてしまった私であった。ほへ。
[上の文章は、約4年前に書いたものです。]
[original from 【猫哲学HP】 http://nekotetu.com/]
[mail to:nekotetu@mbr.nifty.com]
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